株式会社サファリクリエートでは社員のスキルアップを図るため毎月社内研修を行っております。
第四回目は4.19に行われました。参加された皆様、お疲れさまでした。
今回のテーマは報告、連絡、相談について。
あえて望ましくない報告の事例を挙げて
「この場面で自分ならどうするか」を話し合いました。
一見手間が増えているように見える連絡も
より大きなロスを防ぐための重要なツールであるという認識が深まったのではないでしょうか。
さて、後日、研修を振りかえった時のこと。
こんな言葉が出てきました。
「みんな回答が違う。
違うっていうのは不正解ってことじゃなくて、
みんな大切にしているものが違うから
この場面、自分だったらこうするっていう回答がみんな違う」
なるほど、こういうのは会社によって、時、場所、場合によって、何通りも答えがあるものですから、
今回の研修は「これが正解」と定めるよりも
「この人はこんな考えを持っている」ということを共有できたことが一番の収穫だったかもしれません。
最後に。
研修で出てきた重要なサイクルを紹介して締めくくりとしたいと思います。
「報告、連絡、相談を頻繁に行う」↓
「仕事の状況がよくわかる」↓
「安心」↓
「信頼」(一番上に戻る)
※研修資料より抜粋
なるほど、相手のことを理解することで安心が生まれ、
その人のことを信頼でき、また連絡、相談が増えるという
よいサイクルが生まれる、ということみたいですね。それによってロスが減り、成果が増える、と。
そしてこれは環(サイクル)であるので
どこかひとつが欠けているだけで滞ってしまうんですね。
このサイクルにフォーカスして今回の研修を見ると「報告、連絡、相談からこのサイクルを始めましょう」ということにも見えるんですね。
逆に言えばこの先の理解、安心、信頼という各プロセスのうちどれが欠けても、このサイクルはうまくいかなくなる可能性を持っているようにも見えました。
自分はどうだったかな。信頼される上司、先輩だっただろうか。安心してもらえる仕事をしているだろうか。
周りの人から連絡をもらえるような、よき人間でいることができていますか?
今回の研修はそんな問いをくれたような気がします。